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心に響くガイアの言葉
<龍村 仁 監督の言葉>

地球交響曲を共に奏でる仲間たちへ
もし、母なる星が本当に生きている一つの生命体である、とするなら、我々人類は、その“心”、すなわち“想像力”を狙っている存在なのかもしれません。我々人類は、その“想像力”に依って科学技術を生み出し、地球の環境を大きく変えてきました。現在の地球の環境問題は、良い意味でも、悪い意味でも、人類の“想像力”の産物だ、と言えるのです。だとすれば、危機が叫ばれるこのの未来も又、人類の“想像力”すなわち“心”の在り方に依って決まって来るのです.(1992年 第一番より)

今生きている我々ひとりひとりが“心”にどんな未来を描くかによって、現実の地球の未来が決まって来る。
人のこころは無限の可能性を秘めている(1995年 第二番より)
生命はそれ自体の中に人智をはるかに越えた叡智=自己治癒力を秘めており、危機に瀕した時、調和が乱れた時、それを正しい道に修正し、生き続けるための新たな方法を自発的に生み出す力を持っています。そしてその自己治癒力が発現するか否かの鍵がいつも“心”の在り方にかかっているのです。 
DON'T BE AFRAID TO SPEAK ABOUT SPIRIT. 魂を語ることを怖るるなかれ! (1997年 第三番より)
今、子供たちと接している大人たちが見せる、いかに生きているか、生きていくかという姿そのものがメッセージなのです。
 あらゆる事にどれぐらい受身になれるかが基本です。その場に生じてくることに対してどれぐらい繊細に、敏感に、多様に受身で感じ取れるかがとても大切なのです。相手を好きだということや、感動していることが伝わるから、良い言葉や笑顔がバイブレーションとしてかえってくるのだと思います。好きな人の言葉は聞くことができるのです。
ガイアシンフォニーの制作には時としてとんでもない偶然がおこります。しかし、シンクロニシティは「こういうことが起こって欲しい」と期待すると起こらないものです。そのためには、自分のやれることを精一杯やっていることが重要です。そうすれば、それは起こるべき時に起こります。重要なのは絶えず誠実に行動することなんですよ。
直感で引きつけられ、後はベストを尽くす。それでも上手く行かなければ時が満ちていないのだと思います。
映像の本当の力は時間的な流れの中にあります。それは、シーンや言葉を音楽的に構造化して、視覚的でありながらも音楽のように表現していくことだと考えています。したがって編集とは演奏なのです。私にとって映画の最大の師は音楽そのものなんですね。
無限の情報量を一瞬にして処理するものが直感です。しかし、この直感というものは人間の本能に基づいた生得的なものではなく、様々な体験から磨かれていく心そのものなのです。人の心に形はありません。その内側には本当に繊細でビビッドなセンサーが増えつづけていて、何かと出会った瞬間にそのものの本質を一瞬にして感じ取れるものだと思うのです。私は、大きなものがくると大きくふくらみ、小さいものがくると小さくちぢむ、中は空っぽの柔らかい器のようなものでありたいと思っています。 (2001年 第四番より)
新しい生命の誕生には必ず陣痛の苦しみが伴います。この苦しみは、母なる星ガイアが、わが子人類のために、38億年の歳月をかけて用意した慈しみの苦しみです。
陣痛の苦しみは、それ自体はまぎれもない苦しみですが、その痛みが引き金になって、お母さん、赤ちゃん双方の中に、愛情を育む力、痛みに耐える力がどんどん増してゆきます。さらに陣痛には適度の休みがあって、その間に赤ちゃんは、新しい世界に生まれ出るための準備、すなわち自らの力で呼吸する準備を着々と整えてゆきます。
そして、お母さんと赤ちゃんが手をたずさえてこの苦しみを乗り越えたとき、そこに新しい生命の誕生、という至福の喜びが用意されているのです。
(2004年 第五番より)
全ての存在は、時空を超えて響き合っている。
私たちは、140億年前の宇宙の始まりの時を想うことができるほどの「想像力」を与えられた。しかし、その「想像力」を自分だけの利便と安楽のためだけに使い、自らの生命が、38億年の、いや、140億年のすべての繋がりの中で「生かされている」というまぎれもない事実を忘れ去ってしまった。その結果が、今起こり始めている大災害の予兆であり、悲惨な人心の荒廃である。それは、21世紀に生まれ育つ子供たちが、未曾有の困難な道を歩まなければならないことを意味する。
私たち人間が、今、ここで果たさなければならない責務とは、自分の生命が、自分以外の全ての存在との繋がりの中で「生かされている」という事実を思い出すことだ。私達一人ひとりが、日々の全ての営みの中で、この「想像力」を取り戻すことだ。
私は、この宇宙の成り立ちも、母なる星、地球の生命システムも、生態系も、人間の体や心の仕組みも、社会の文化の構造も、この世の全ての存在は、刻一刻と変化しながら生演奏されてゆく「音楽」のようなものだ、と思っている。もし、母なる星地球に、いやこの宇宙そのものに「大いなる意思」があるのだとすれば、それは、この宇宙に次々と多様な「音楽」を生み出しながら、止まることもなく変化する調和の「音楽」を奏で続けることではないだろうか。
調和の音楽を生み出すためには、その演奏に参加する全ての存在が、自分以外が奏でる「音楽」に耳を澄まさねばならない。他の存在が奏でる「音楽」を聴くことに依って、今この一瞬に自分が奏でるべき音楽が生まれ、その「音楽」が他の存在が奏でる「音楽」と響き合って、壮大で美しい調和の「音楽」が自ずと創造されてゆくのだ。
今、私達人間は、明らかに調和を乱す「不協和音」を奏でている。調和を求める宇宙の「大いなる意思」に依って、私たちそのものが抹消されてしまうのか、それとも、新たな調和の音楽の創造に参加することができるのか、その選択は私たち自身に委ねられている。(2007年 第六番より)
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第一番(1992年) から
<野澤 重雄/植物学者 >
  • 神とは、高度な自然のメカニズムの実体のことである。
  • そうすると疑わないってことです。これは、神に対する疑いを持たないって、言い換えたらそういうことですよね。私が「神」って言うのは、自然の、この高度なメカニズムの実体ですから。というより、これは自然の性質なんです。
  • 私は、生物をよく知るっていうことが、自然とか生命とかいうもののお互いの連帯感とか、その素晴らしさっていうのに気がつく、非常にいい手段のような気がしますね。科学の固定観念というのがものすごく強いんですよ。
  • 今までの科学が絶対と思っていることは絶対じゃなくて、大きな転換期で修正なり、あるいはそこで付け加えていかなきゃならない時期にあるんです。その先頭に立つのは今度は一般の人なんですよ、ということを言いたいんです。
<ラインホルト・メスナー/登山家 >
  • スピリット(霊性)、マインド(知性)、ボディー(肉体)の調和こそ人間本来の姿である
  • 私は、理性や五感だけでは捉えることができない、別の次元の現実が存在していると確信しています。死の地帯に体が踏み入ったとき、初めてそれが見えてくるのです。
  • 私は山を征服したいのではありません。登れるということを証明したいのでもない。ただひたすら、私は自分を知りたかったのです。
  • 科学技術の進歩を後戻りさせることはできないと私は思っています。しかし、人間が自然とのコンタクトを失わず、自然が伝えてくれるメッセージに素直に耳を傾けるなら、人間はたぶん大きな過ちを犯さないだろうと思っています。
<ダフニー・シェルドリック/動物保護活動家 >
  • エレナは全てを知っている。それでもなお人間を愛している
  • 象は自分たちの命を自然の大きな力に任せながら、その中で高度な知恵を働かせているのです。こうした象の生き方には、人間に対する重要な教えが含まれている、と私は思います。
  • 不思議なことですが、象は、象牙が自分たちの社会に大きな悲劇をもたらしていることをよく知っているのです。彼らはつねに交信しています。
  • エレナは野生の仲間から全ての情報を得ています。それでもなお、人間を愛してくれているのです。
  • 象から学べることは、他の種や仲間と共に平和に生きる生き方と、そしてそういう生き方に対する誇りや英知です。人間が自然を打ち負かす、ということはできません。我々が今抱えている問題の答えや解決策は、すべて自然の中にあります。
<エンヤ/ミュージシャン・鶴岡真弓/美術史学者>
  • ケルトの渦巻模様は、生命の永遠性を表している
  • 音楽の中には、この土地の風土から受けた影響が強くあると思います。でもそれは、あらかじめ意識しているのではなく、自分の心に自然に生まれた音楽を聴いて、初めてじぶんでも気づくようなものなのです。(エンヤ)
  • 言ってしまえば、ケルトの渦巻的な、あるものの見方、宇宙観、自然との付き合い方。それはスパイラルなんじゃないかということですね。(鶴岡真弓)
  • 私は、自分は現代に「ケルトの魂」を送る作曲家だと思っています。(エンヤ)
  • なぜエンヤさんの音楽の中に漂っている渦巻が魅力的かというと、自然が向こう側だけに漂っているものじゃなくて、そこに私たちの身体が入っているからなんですね。天の、あるいは自然の、水の流れの、光の、空気の、その渦巻に、私たちの身体にうごめいている「気」のようなものがついているわけです。(鶴岡真弓)
  • 私の曲の中には、ゲール語で歌ったものがたくさんあります。それを聴いた世界中の人々が、意味はわからないのに、これはきっと私の魂の遠い遠い記憶を歌っているのだろう、と手紙を書いてくれます。言葉の意味を越えた何かが、人々の心に伝わっているのです。これは本当に素晴らしいことだと私は思います。(エンヤ)
<ラッセル・シュワイカート/元宇宙飛行士>
  • 今、我々は宇宙的誕生(コズミック・バース)の時代にさしかかっている
  • 「どうして私はここにいるのだろう。どうしてこんなことが起こっているんだ。私はいったい誰だ。そうだ、ここにいるのは私ではなくメ我々モなんだ。これはまるで奇蹟じゃないか。私は、いや、我々は、今まさに地球に育まれた命が、地球の子宮から生まれ出ようとする、その一瞬に立ち会っているんだ」
  • 人間であるということは、テクノロジーと結婚したようなものだと私は思います。それは、人間という種の持つ独特の個性であり、自然なことなのです。だから、テクノロジーの進歩を否定することは間違っています。しかし、一方、テクノロジーをどのように使い、どのような方向に進めるかは、我々の価値観に依るんです。
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第二番(1995年) から
<ジャック・マイヨール/海洋冒険家>
  • 自然と寄り添い、自然と調和したとき、無限の可能性が生まれる
  • 深海に潜るとき、心の静寂がもっとも大切なのです。ちょっと心が乱れているだけで脈拍が高まり、限界が早く来る。呼吸していないことを忘れるほどの心の静寂が必要なのです。その点、イルカは私たちよりはるかに優れている。彼らは、完全に自然と調和している。私もそうなりたいと思う。
  • 私にとっては、過去も未来もない。ただ、「今」という時があるだけです。
  • 今という時をどう生きるかは、本当に大切なことです。未来のことを思いわずらうのではなく、今、この一瞬一瞬に、あるべき道を選んでいけば、明るい未来は自然にやってくるのだと私は思っています。
  • 私はいま「ホモ・ドルフィナス」と呼ぶ生き方を提唱しています。自然とのつきあい方をイルカから学ぶのです。自然を支配する、という従来の考え方を変え、自然に学びながら、自然に寄り添って生きる、生き方を探すのです。
<14世ダライ・ラマ法王/チベット仏教最高指導者>
  • 人間の究極の本性は、慈悲と利他の心である。
  • 自然界では互いに対立する力が、おのずとバランスを取り合っています。この仕組みは小さな草花でも、宇宙の運行でも同じことです。
  • 私は、人間の本性は他者に対する優しさと慈しみの心だと強く信じています。だからこそ、人間は素晴らしいと思うのです。
  • 人間にはこのすばらしい知性があるからこそ、遠い未来のことを想い、計画し、変革していくことができるのです。ただ、そのすばらしい能力が建設的に使われるか、破滅的に使われるかは、その人が心の奥底に秘めている動機や意図によって決まってくるのです。だから、心の動機・意図が実はもっとも大切なものなのです。
  • 地球の未来、人類の未来に関して私は、はっきりと楽観的です。人間はあらゆる困難な問題を克服できると強く信じています。
  • 私たち一人一人が未来について責任を自覚しなければならない。それは何も特別のことではない。自分自身の未来なのです。今こそ、全ての人達の、地球規模の気づきが必要なのです。世界中がもっともっと深くつながり影響し合っているのです。この信念にもとづいて、私は地球はひとつであり、人はひとつながりであるということを、訴え続けようと思っています。
<佐藤初女/森のイスキア主宰>
  • ひとりひとりの中に神が宿っている。
  • 私がいちばんイヤなのは面倒くさいと言うことです。ある線までは誰でもやることで、そこを一歩越えるか超えないかが響かせるものになると思うんです。
  • 食べることと、その人のそのときの心境というのは一致しているんです。詰まっている人は食べない。そこで食べ方を見ていて、食べるようになると、「もう心が動いたなぁ」と。
  • 今日と明日と同じ日というのは嫌いです。どんなに些細なことでもいいから、今日と明日と違わないとダメ。だから、今の年齢でもできることを精一杯やるの。
  • 手を合わせて祈るのは「静」だと思う。それによって動くのは「動」の祈りではないかと思って。ですから私は生活のすべてが祈りだと思っているんです。
<フランク・ドレイク/天文学者>
  • 人、動物、植物、そして宇宙人は、みな星のかけらでできた兄弟です。
  • ETを探す根本の理由は精神的なものです。自分が何であるかを知りたい。人間にとって何が最も大切なものか。人間はどうなってゆくのか。人間がこの地球に生まれた理由は何なのか。違う星で、違う進化を続けている宇宙人にそのことを聞いてみたいのです。
  • 私は人の役に立ちたいのです。この地球に生まれたすべての人たちが、美しく、価値ある人生を生きてほしい。そのために何か役に立ちたい。ETを知ることは、きっとそれについての示唆を与えてくれると思っています。
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第三番(1997年)から
<星野道夫/写真家
  • 人生はからくりに満ちている。日々の暮らしの中で無数の人々とすれ違いながら、私たちは出会うことがない。その根源的な悲しみは、言いかえれば、人と人が出会う限りない不思議さ、すばらしさに通じるのだ。
  • ぼくは”人間が究極的に知りたいこと”について考えた。一万光年の星のきらめきが問いかけてくる宇宙の深さ。人間が遠い昔から祈り続けてきた彼岸という世界。どんな未来へ向かい、何の目的を背負わされているというのか。けれども人間がそのことを知ってしまったとき、私達は生きていく力を得るのだろうか。知りたいという想いに支えられながら、それを知りえないことで、人間は生かされているのではないか。 
  • 結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして、最後に意味を持つのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがえのないその時間である。   
<ボブ・サム/アラスカ先住民族クリンギット族の語り部>
  • ミチオの魂の力は大変に強く、今でもここにいます。彼が逝ってしまったことは、本当に深い悲しみです。しかし、ある意味では、彼はこの道を自分で選んだのかもしれません。
<ドン・ロス/星野道夫が最も信頼を寄せていたアラスカのブッシュパイロット
  • ミチオとの最後のフライトになったシーンジェック川で書いた「ワスレナグサ(Forget me not)という私の詩があります。『忘るなかれ 放たれし風/忘るなかれ 凍れる海/忘るなかれ 至高なる力/忘るなかれ 花の秘める愛/忘るなかれ 過ぎ去りし時/我は全てを永遠に忘れじ』
<ビル・フラー/星野道夫が最も尊敬していた友人>
  • ミチオはどれほど深く友を愛せるかを教えてくれました。悲しいときに悲しみを分かち合い、嬉しい時に喜びを分かち合う。それ以外、人生に何が必要なのでしょう。悲しみと喜びはいつも共にあります。例えば、子供に愛を注ぐことは至福の喜びですが、そこには深い悲しみが織りなされているのです。幸せはその中に悲しみを内包しています。だからこの深い悲しみを知ることなしに、至福の喜びを知ることはできないのです。
<メアリー・シールズ/最も過酷な犬ぞりレースを完走した経験を持つ・絵本作家>
  • ミチオの魂は大丈夫だと。強く感じています。もちろん彼のこころの奥まではわからないけど、わたしは、彼が自然からとても深いものを学んでいたと感じます。生命はもともと誠実なものだし、自然は根本的に公正なシステムで、小さい動物も植物も、全てのものが大いなるものの一部として生きていることを教えてくれます。
  • 人生はただ長生きすることに価値があるのではなく、一瞬一瞬をいかに誠実に生きたかかが大切だと思う。その意味で、ミチオは44年間に普通の人々の百倍も生きたのです。
<ウィリー・ジャクソン/クリンギット族のベトナム帰還兵>
  • 彼は人として、自分の運命を自分で選びとった。我々が泣くとき、彼もまた泣いている。しかし、彼は魂の世界で泣いている。そして、魂の世界で泣くほうがずっと辛いのだ。我々はこの世界に肉体を持って生まれるが、肉体は必ず滅びる。我々は人の世界から魂の世界へと移り、魂は旅を続ける。ミチオの旅は先へ先へと進んでいるのだ。
  • 我々はいま「癒し」の時代に生きている。さまざまな心の呪縛を断ち切り、ライフスタイルを変え、罪の意識、恥の概念、怒りの感情を癒し、後に続く世代に正しい道を示す責任がある。ミチオはそのことを知っていた。
<ジニー・ウッド&シリア・ハンター/アラスカの女性ブッシュパイロットの草分け>
  • ミチオの真髄は魂です。何処から来た魂なのか・・・。人知をはるかに超えた美と人を結ぶ橋でした。人や動物たちの心の動きを繊細に理解することはとても大切です。それが心であり、愛です。ミチオは真の愛を知っていました。
<フリーマン・ダイソン/宇宙物理学者>
  • ガイアの一生は、私たちの一生よりも遥かに長く、既に30億年以上この美しい姿のままで生き続けています。私たちが生き続けていくためには、自分の一生だけでなく、数百万年の単位で動いている時間のことも学ばなければなりません。
  • その時間はあまりにも緩慢なので私たちに意識するのが大変難しい。私たちの一生はあまりにも短いからです。しかし、だからこそ私たちは、目に見えない悠久の時の流れがあることを知らなければならないのです。
  • 「死」があるということは、とても幸運なことだと思います。なぜなら、次の世代に生きる場を明け渡すことができるからです。
  • なぜ絶望するのですか。希望を失うのは馬鹿げています。希望は本当に重要なものです。もちろん美しいことだけを期待すべきではありません。世界は必ず悲劇的な側面を持っているし、それが現実です。しかし、悲劇的であるからこそ希望もあるのです。
<ナイノア・トンプソン/外洋カヌー航海者>
  • 今、地球全体が大きな文化的変革の時代にあると思います。目新しいものを追うのではなく、過去とのつながりを取り戻すことが新しい文化を作り出すのだと思います。
  • 僕がもっとも感銘を受けるのは、先祖たちのバランスのとれた生き方です。彼らは無限の宇宙から海の水の一滴まで、全てが大きな生命の一部分であり、全てがつながって生きていることを良く知っていました。土地や自然に対して、良いことをしても悪いことをしても、必ず自分たちに還ってくることを理解していました。
  • もし、全地球のため、全生命のために何かをしたいと思うのならば、まず、自分自身の身近なところから始めるべきだと僕は思います。それが結果として、全てのためになっていくのです。
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第四番(2001年)から
<ジェームス・ラブロック/生物物理学者>
  • ガイアにとって我々人類の存在はとても重要です。我々はガイアが生んだ最新の生き物であり、ガイアの意識を担う存在なのかもしれない。
  • 科学者の信念として、「神はいない」と断言することなど私にはできません。人間には、何か大いなるものを敬う心が必ずあります。それは、人間の本性の一部です。
  • 地球は必ず、私たちに応えてくれる。さらに、地球が大きなひとつのいのちであるということに気づけば、何を大切にし、何をやめるべきかという道徳的なことも、自ずから見えてくるのです。
<ジェリー・ロペス/レジェンド・サーファー>
  • 大自然の力は決して対抗できるものではない。唯一の許される道は共に歩むことです。対抗しようとすれば結果は必ず悲惨なことになる。共に歩む・・・。そうすればどこかに道が開ける。
  • 自分の内なる霊性に目覚めることは、私自身にとっても人生の最大の目標です。我々がただ意味もなく肉体を持ってこの世に生まれているはずがない。何か必ず目的があるはずです。私自身は自分の内なる霊性を求め、できうるならそれを見つけたいと願っています。
<ジェーン・グドール/野生チンパンジー研究家>
  • 長い間自然の森の中で生活していると、本当は「死」というものがないんだ、ということがよくわかってきます。あるのは、いのちの「循環」だけなんです。1本の老いた木が死ぬと、さまざまな新しいいのちが生まれてきます。死が、新しいいのちを導くのです。
  • 夜ここに来て、地面に寝転んで、瞬く星空を眺めていると、自分がどれほど小さな存在かよくわかります。そんな小さな存在でありながら、我々は宇宙の果てから、この世の始まりのことまで想うことができる。それが人間なんです。
  • 私自身は、この世に満ちあふれているスピリチュアルな力に気づくために、人間は生まれている、と感じます。それを素直に受け入れさえすれば、スピリチュアルな力の源との間に道が開け、無限の力が満ちあふれてきます。
  • 私はいつも、自分はメッセージの運び手だと感じています。心を開いていれば、メッセージは向こうからやって来ます。ただ自分を明け渡しさえすれば、力は無限に私の中を流れ続けてゆきます。
  • あなたたち、ひとりひとりこそ、主役なのです。あなたたち、ひとりひとりが、世界を変えるのです。人間の営みが、どれほど環境や社会を傷つけてきたのかを、もう、みんな知っています。そして、何が正しく、何が間違っているのか、何をなすべきで、何をやめるべきかを理解し始めています。世界を変える力は、自分の中にある。そのことに気づかなければ未来はない。「あなたこそ世界を変える人です」
<名嘉睦稔/版画家>
  • 今の我々の文明の利器っていうか、それでは、こんな大きな大木であっても、わずか何時間の間に切ってしまうんですよね。樹が抱えてきた途方もない時間というか、それをいとも簡単に、人間は簡単に短い時間で切ってしまう。この違い。生き物として、動物としての我々ってのは、、いつも早く答えを求めすぎる。
  • 生きているってことは、先に誰が死ぬかわからないんですよね。生きているっていう意味でみんな平等ですと。だから、生きている今をおろそかにするなと。この世に生まれるってことは、既に生を受けた時点で祝福されているんですよね。
  • 世界中の子供たちが、たっぷり幸せを獲得しても、この世の幸せは少しも減りません。
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第五番(2004年)から
<石垣昭子/染織家>
  • こういう見えない仕事がきっちりできていれば、もう布は自然に本当にいい布に仕上がるのです。ですから、その見えないプロセスを大切にしたい。
  • 今の若い人たちを見ていると、本当に何かを一生懸命に探しているんですよね。まあ、自分自身を探していたり、自分のこれからのことを考えたり、傷ついたり。だから素直になってやりたいと思ったらそれをやればいい。失敗するのはもともとと考えて、怖がらずにやってみると、やったことによって何かが見えてくる。色を染めていても、この色を染めようと思っても必ず挫折。思うようにいかないですよね。でも、結果を受け入れていれば、また、次のことにいくわけなのです。
<アーヴィン・ラズロー/哲学者・未来学者>
  • 自然界には何ひとつ偶然はない。全ては互いに繋がって起こっており、純粋に偶然に起こることなど、何もないのです。全てのいのちが共に働き、共に変化し共に進化し、互いに同調しながら響きあっている。
  • 今、行っている全ての営みが、未来の世代に大きな影響を与えます。だからこそ、目の前の自分のことだけに夢中になるのではなく、広く、全人類のため、全ての自然のため、ガイアの全てのいのちのため、そして未来のために生きることが大切なのです。
  • 激動の時代には、バタフライ効果という減少が起こりやすい。世界のどこかで一羽の蝶が羽ばたいて起こった風の変化が、次々に増幅され1週間後には、地球の裏側で台風に変化するという現象です。ほんの小さな力でも、正しい時に、正しい場所で正しい方法で発揮されれば全地球規模の変化を起こしうるということなのです。
  • ひとりひとりの中に変化を起こす力がある。力があるからこそ責任もある。未来を開く鍵は、自分の中にその力があることを知ることです。自分自身が変わることによって世界を変えるのです。
<ラッセル・シュワイカート/元宇宙飛行士>
  • 9・11テロ事件は世界中の人々、とりわけアメリカ市民に大きな衝撃を与えました。世界中の人々が、こんな事件を起こさないために、異なった宗教、異なった文化、異なった言語の間で、どうやって対話し、どうやって良い関係を築けばよいのかを必死で模索し始めています。だから、そのことに挑戦し続けることに希望があるのです。この困難に挑戦し続けることこそが、我々の進むべき道なのです。
<ナンシー・シュワイカート/ラッセル・シュワイカート夫人>
  • 子供達を育てている頃、2歳で被爆、12歳のとき突然発病し、折り鶴に祈りを込めながら、そのままこの世を去った少女、サダコのことを何度も想いました。13万人という死者の数を想うより、たったひとりの少女の希望や悲しみに寄り添うほうが、全ての生命を思いやることに繋がると、私は思います。
<ジェームス・ラブロック/生物物理学者>
  • 故・野澤先生の研究したこのトマトプラントを訪れて、私は心から感動しました。正直に申し上げて、私はこの技術に対する、学問的な答えは持っておりません。(しかし)繰り返し、トマトの巨木が育っているのだから、必ず科学的な理由があるはずです。理論は後からついてくるものなのです。
<14世ダライ・ラマ法王/チベット仏教最高指導者>
  • 私たちは、悲惨なニュースを見ることは確かに辛いことです。しかし、それがまた、人々の慈悲の心を育てるのです。子供たちにとっては、それが、他者を思いやる心の栄養にもなるのです。人が殺されるとたちまちニュースになります。(しかし)思いやりの心や営みはほとんどニュースにならない。それがあたり前のことだからです。人間の社会は、お互いの思いやりの心で成り立っているのです。今のような時代だからこそ、私たちは、もっともっと思いやりの心を深めてゆかなければならないのです。
<佐藤初女/森のイスキア主宰>
  • 私はもう82歳ですので最近よく死生観はどうですかって聞かれます。でも私は、死は毎日、刻一刻、誰の中でも刻まれているものなので、特別に考えないで、今を生きることを大切にしています。今を精一杯生きることが死の準備になっていると思うのです。今を生きる、ということは、出会うひとりひとりを大切にして、小さいと思われることを大事にして生きることだと思っています。
<ジェーン・グドール/野生チンパンジー研究家>
  • 私たちがいかにこの世界を破壊しようとも、その先には、必ずたくさんの美しい世界が残ります。戦争やテロの脅威に晒されている時代だからこそ、私たちは今までよりもいっそう美しい自然、美しい魂を守る努力をしなければなりません。平和は必ずやって来るのですから。
<名嘉睦稔/版画家>
  • 僕は断言したいんですけどね。幸せのほうがずっと多いんですよ。ただ、たくさんの幸せの中にある、ほんのちょっとの不幸が、全てを不幸に思わせてしまう。
<故・野澤重雄/植物学者>
  • 植物にも心がある、と思います。心という表現がある特定の人間的な感じを起こさせるだけで、本当は全部が持っているもの、だと思います。
<故・ジャック・マイヨール/海洋冒険家>
  • 人間は死を恐れているから生を怖れる。死の恐怖から開放された時、生の一瞬一瞬を楽しむことができるのです。
<故・星野道夫/写真家>
  • アラスカの自然の中で熊がいますよね。くまが一番すごいのは何かっていうと、一撃で人間を倒せるからだと思うんです。熊による事故を新聞で見ますね。僕はそういう記事を見るとほっとする部分もあるわけです。それは、まだ熊に人間が殺されるような自然が残ってるってことだと思うんです。もしかしたら自分がやられるかという感覚は、いろんなことにとても敏感な気持ちにさせてくれるんです。
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第六番(2007年)から
<ラヴィ・シャンカール/シタール奏者>
  • 音楽のほんとうの姿、あるべき姿というのは、ただの娯楽ではなく、むしろ、祈りに近い、ということです。この宇宙を創造し、形づくり、動かしている見えない力。それを神と呼んでもいいし、大いなる自己と呼んでもいい。その全能なるものに対して、自分を捧げ尽くすことが音楽だ、信じていたのです。
  • ひとつの壁を越えるとまたそこに新しい発見があります。技術的にも、霊的にも、次々と新しい発見が生まれます。全ては、それを本気で求めているかどうかにかかっているのです。
  • 私は今も、まちがいなく生徒です。
<ケリー・ヨスト/ピアニスト>
  • それでも人生は続いていく。よいことは、必ずまた起こる。そう信じること。未来を信じることをとても大切にしています
  • 山は生きている、と私は感じます。全ての動物たちは、必要があって、必要な場所に生きています。花も草も木も、全ての存在が、しかるべき場所にしかるべき意味を持って存在しています。そして、私自身もまた、その大いなる存在の一部として、今ここに生かされているのです。
  • 私は石が好きです。どんなに小さなものでも、ここにある全てのものを私は愛しています。その存在を感じ、寄り添い、決して妨げることなく同化して、ひとつになりたいと願っています。自然はあまりに完全です。その完全さを知ったとき、その経験が音楽を完全なものに近づけることを助けてくれるのです。
  • 人生の全ての体験には、深い意味があり、全てが用意された大切な学びであるとは、昔は思ってもいませんでした。でも、今はそう思います。
  • 小さな一人ひとりが、自分にできることを精一杯やっていると、それが自然に響き合って、いつの間にか大きな力になってゆく。自然とはそういうものではないでしょうか。
<ロジャー・ペイン/海洋生物学者>
  • 音楽は人類誕生のはるか以前からこの世にあった、というのが私の考えです。言いかえれば、音楽は人類が初めて作ったものではない。その証拠は鯨の歌です。彼らの歌は多くの人たちを感動させます。聴いたとたんに涙を流す人さえいます。彼らは人間と同じ作曲方法で歌を作りますが、人間と鯨の間にはおよそ6千万年の間の直接の交流はありませんでした。人間は人間で、鯨は鯨で、別々に歌を作ってきたのですが、それがとてもよく似ている。だからこそ人間も鯨の歌に感動する。この事実は、音楽の起源が、人間や鯨よりはるか以前にあることを示しています。
  • 私たちは今、漸く気づき始めたばかりです。我々は、ショーの主役ではない。我々がまだ、地球という舞台の主役であり続けようとするなら、我々も含めた舞台そのものを破壊してしまうことになると思います。
  • 私は「美」こそ鯨を救い、世界を救う、と考えています。ただ、対決的な姿勢だけでは人の心は動かせない。どんな運動にも、人を感動させる美しさが必要です。
  • この地球には我々とはまったく違った知性を持ち、心から尊敬できる仲間がいるのだ
  • 私たちは手を器用に使って技術文明を生み出し、自然を思うがままに変えてきました。しかし、正直に言って、私たちの未来には破滅が見え、彼ら(鯨)の生き方には永遠が見えます。だから今こそ、鯨や野生動物、そしてガイアの仕組みから大切なものを学ぶ必要があるのです。その点、古くから自然を敬う心を持つ日本文化は、世界を変える力を持っていると、私は思います。「科学の進歩と人間の想像力が調和したとき、新しい未来が開ける」と考えています。

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